数学
数学Ⅱ・B・C

1対1対応の演習/数学B

東京出版/著

この参考書のレポート

合格  横浜国立大学 経済学部  ほか

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総合満足度
5
  • わかりやすさ
    4
  • 見やすさ
    4
  • 使い勝手
    5
  • 使い始めた時期
    高校3年生・6月
  • 使用期間
    7ヶ月〜1年

使い方レポート

原理に即した簡潔な説明。巻末の融合問題も実践的で有能。

この「1対1シリーズ」の評価としてよく聞くのが、「独特な切り口で数学力を養う」というものだ。ただこれだと抽象的すぎてどのレベル帯なのかよく分からないと思う。個人的な所感では、チャートやFocusGoldをひと通り解けるようになったくらいに使うのが1番だと思う。それは、効率の良さを意識してか、あまりにも鮮やかすぎる解答(もちろん解説は丁寧です)が続出するため、基礎がなっていないと理解できないかもしれないためだ。
解き方としては、1対1 という名前のとおり例題→演習題の順で解いていけばいいと思う。問題数が多くないので、3週間〜2ヶ月あれば終わると思う。
自分はこの本をとおして、苦手分野だったベクトルを得意分野にできたと思う。というのも、教科書では基礎的すぎて物足りなく、網羅系参考書ではイマイチな説明だったのが、問題の中で説明されることで、(自分の場合は法線ベクトル等についてですが)使い方を覚えていくことができたからだ。
また、この数Bの本には最後の章に十数題の融合問題(確率漸化式、格子点、ほか)が載っている。これが2次試験に立ち向かう力を養うものとして最適だなと感じた。また、(個人的には)1冊で数Bと総合問題2つが学べて少しお得に感じた。

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最終更新:2022.03.15